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頭のいい子が育つ!?父親の育児参加が重要な理由【後編】

【前編】では、父親が育児参加をすることで、子どもに学力を身につけるベースとなる環境を与えてあげられることがわかりました。

【後編】では、父親の育児参加で具体的にすべきことを解説していきます。

父親の育児参加、具体的に何をすべき?

出典:photoAC

定時に帰宅する

定時に帰宅するとは言葉通りの意味ではなく、子どもと対話をする時間を作るということです。例えば、食事中にテレビを消して子どもと話しをしたり、一緒にお風呂に入って子どもの話しを聞いてあげたりします。

またその際父親として意識したいのが、言うべき事と言っていることが一致しているか。ということです。

「今日は幼稚園で何をしたの?」という質問に対し、「楽しかった!」という答えでは、質問と答えが一致していません。「ブランコに乗った!」などの答えが返ってくるように、聞き直してあげましょう。

このように論理的な会話を促すことに向いているのは、子どもとの距離が近すぎない父親なのです。

仕事を家庭に持ち込む

こちらも言葉通りの意味ではなく、子どもに外の世界を教えてあげるということです。会社であったできごとを話して聞かせることで、子どもの視野を広げてあげることができます。

働く人を身近に感じることができると職業観が生まれるので、将来の夢を見つけやすくなります。将来の夢が見つかると、モチベーションが上がり勉強への意欲につながりますね。

絵本の読み聞かせをする

絵本の読み聞かせについては、学力向上につながることがあらゆるところで言われていますから、ご存知の方が多いのではないでしょうか。絵本の読み聞かせというと母親のイメージが強いかもしれませんが、実は父親も絵本の読み聞かせをすることは多いに有効なのです。

理由の一つは、毎日たくさん聞く母親の声と違い、父親の声は子どもにとって新鮮なので、いつもの絵本でも違う刺激を受けることができます。

もう一つは、いつもなら怖くて避けていたようなストーリーの絵本も、強い存在である父親が絵本の読み聞かせをしてくれることで、耳を傾けてくれることがあります。
その結果、読む絵本のバリエーションが広がり、より多くの絵本を読むことにつながります。

家のインテリアを考える

レイアウトや子どもが使う家具やレイアウトなどを母親に任せている方も多いのではないでしょうか。頭のいい子が育つ家庭の多くでは、父親も家のインテリアを母親と一緒に考え、学力向上に効果的な家具の配置にしています。

例えば、子どもの勉強スペースや父親の仕事場をリビングに設けたり、家のあらゆる場所に本棚を置いたりするのです。

父親がこの配置を理解していなければ有効に活用することができませんし、そもそも父親の理解がなければこのような配置にすることすら難しい場合もあります。

規則正しい生活をする

「早寝早起き朝ごはん」という言葉があるように、子どもの学力向上には規則正しい生活が不可欠です。

子どもは親の姿をよく見ていますから、いくら母親が正しい習慣を身につけさせたいと思っていても、父親が悪いお手本となってしまうことがあります(逆の場合も然り)。

父親が率先して早起きをして朝ごはんを食べることで、子どももそれが当たり前だと思うようになり、正しい習慣を身につけることができます。

まとめ

さて、【後編】では育児参加で具体的に父親がすべきことを解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

父親にしかできない育児があること、そして母親と協力しながら育児をすることが、父親のすべきことだということがわかりました。

仕事の関係でどうしても育児時間を増やすことができない場合もあるでしょう。だから、育児時間よりも重要なのは「育児参加」です。(量より質を意識しましょう!)

限られた時間の中で、父親であることを活かし、どのように育児に参加することができるのか、今回の記事を基に、ぜひご夫婦でお話しをしてみてくださいね。

〔参考〕
書籍:頭のいい子が育つパパの習慣:清水克彦著

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