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世界の小学校教育情報(プログラミングやEdTech)

Image by pixel2013 on Pixabay

2020年度から日本の小学校でもプログラミング教育が全面実施されます。海外からみると、ゲーム機器や電化製品、自動車などテクノロジーが発展している印象が強い日本ですが、プログラミング教育は世界の国々と比べてどうなのでしょうか?
そんな疑問にお答えするために、教育先進国のフィンランド、シリコンバレーがあるアメリカ(カリフォルニア)、お隣の中国(上海)、アジアNo,1大学があるシンガポールの小学校段階でのプログラミング教育事情をご紹介します。

世界の小学校プログラミング教育の現状

フィンランド

OECDによる学習到達度調査(PISA)で、高い成績を残しているフィンランドは教育先進国として有名です。フィンランドでは、税金が高い分、社会保障制度が充実しており、義務教育も高等教育(大学・大学院)も学費がかかりません。

そんなフィンランドは、2016年秋より1年生から6年生に対して、算数・数学や図工の授業の一部にプログラミングを取り入れています。1年生、2年生の段階では、正確な指示を送ることが大切であるということを遊びを通して学びます。3年生から6年生では、scratchなどのプログラミングを学ぶようになります。

フィンランドの教員は、大学院で修士課程まで学んでいるので、小学校の段階では基本的に学級担任が指導をします。中学生(7年生から9年生)は、教科担任が指導を行います。

アメリカ

Google、Microsoftなどのグローバル企業が本社を置くシリコンバレーがあるカリフォルニア州の小学校では、プログラミング教育は必修化されていません。実は、コンピューター・サイエンスを専攻する学生が少ないことが問題になるほどで、意外にもプログラミング教育は進んでいません。

原因として考えられるのは、財政的にプログラミングの指導者を確保できない事情や、各学校にカリキュラムがある程度任せるという教育方針にあるようです。
但し、オバマ政権時、教育省のOET(Office of Edcational Tecnology)が中心となり、”連邦政府として”積極的にEdTechを推進し、ガイドラインを策定したがトランプ政権では、残念ながら縮小傾向で後退しています。

全体指針として、教育におけるテクノロジー活用に関する国家としてのビジョンを提示したもの
(National Education Technology Plan(NETP))でまとめており、軸となるビジョンは「誰でもいつでも効果的に学習できる環境の実現」を掲げている。

中国(上海)

中国最大の都市である上海では、小学校・中学校段階でのプログラミングは実施されていませんが、2000年より「情報科学技術」が必修科目になっています。

小学校段階の情報科学技術では、基本的な情報機器やソフトウェアの操作方法を学習します。例えば、コンピューターの操作方法やMicrosoftの使い方などです。この情報科学技術は、情報の収集や処理、表現、発信が適切に使用できることや、情報技術を使って問題解決ができたり、社会的責任を果たせたりすることが目的になっています。

シンガポール

2019年の世界大学ランキングで11位、アジアの大学ランキングではトップになったシンガポール国立大学があるシンガポールは、PISAの成績も上位に入っています。

そんなシンガポールでは、小学校段階でのプログラミングは必修化されていません。一部の小学校で、ICTリテラシーを教育している場合もあるようですが、特定の小学校のみ。中学校の技術系を専攻した場合は「Computer Applications」が必修科目となっています。

ただし、公用語が英語であるシンガポールでは英語でプログラミング言語を教えることができるため、言語の面でのハードルは低そうです。

まとめ

今回ご紹介した4ヵ国では、プログラミング教育を小学校段階から必修化しているのはフィンランドだけでした。そう考えると、日本のプログラミング教育が遅れているとは言えないのかもしれません。

ただ、意外と知られていませんがイギリスやエストニア、インドなどがプログラミング教育は進んでいます。

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